グラウンドゴルフとパークゴルフは同じスポーツ?違いについて徹底解説
以前であれば、地域の広場に行くと老人会のグループなどが
ゲートボールをしている風景を良く見かけました。
ゲートボールはチーム戦のシニア向けのスポーツでしたのが
、超高齢化社会の影響もあり、以前よりもプレイ人口は減少していきました。
ゲートボールのようなチーム戦でなく、個人が気兼ねなく参加できるスポーツに
、グラウンドゴルフとパークゴルフがあります。
これらのスポーツは、ボールを打ってゴールを目指すスポーツですが、似ているようで全く違うスポーツなのです。
そこで、グラウンドゴルフとパークゴルフの違いについて、ご説明したいと思います。
グラウンドゴルフとパークゴルフは似て非なるものなり
グラウンドゴルフやパークゴルフはクラブでボールを打ち、
ゴールを目指していくスポーツです。
スポーツとして誕生した年代は同じですが、その誕生した場所や基本的なルールから全く違うスポーツなのです。
そこで、この2つのスポーツについて、特徴や歴史、細かなルールについて解説します。
.歴史の違い
この2つのスポーツは、ともに日本で生まれたスポーツです。
高齢化社会において、お年寄りの健康増進を目的に誕生しました。
それではそれぞれの生い立ちについて見てみましょう。
グラウンドゴルフの歴史
グラウンドゴルフは、昭和57年(1982年)に鳥取県の東伯郡泊村で生まれました。
生涯スポーツ活動推進事業の中で、新しいスポーツを開発することになり、
泊村教育委員会が中心となり考えられました。
当時、泊村では高齢化が進み、健康づくりが重要課題となっていました。
当時の村長である宮脇三巳氏が、文部省(現在の文部科学省)の
補助事業の指定を受けるため、国や県へ奔走し、指定を受けることができました。
そうして、泊村でグラウンドゴルフの開発がはじまったのです。
鳥取県内外の学識経験者や村内の老人クラブ連合の方、
体育指導員の方など多くの協力がありグラウンドゴルフは完成しました。
完成後、国内では大きな反響となりました。
そこで、全国に普及させるために、翌年には、泊村、鳥取県、国で
それぞれのグラウンドゴルフ協会が設立されていったのでした。
パークゴルフの歴史
パークゴルフは、昭和58年(1983年)5月に北海道の幕別町の教育委員会教育部長に
任命された前原氏が、グラウンドゴルフを知ったことで歴史がはじまりました。
実際に前原氏がプレイし、その感触にゴルフのような爽快感を加えようと考え、幕別運動公園内に、固定の7ホールを作ったのです。
それから改良を重ねながら、北海道を中心に広がり、国際的なスポーツへと成長し、今日に至ります。
パークゴルフ・グラウンドゴルフのそれぞれの特徴
グラウンドゴルフとパークゴルフは、似ているようで全く違うスポーツです。
その歴史からもパークゴルフはグラウンドゴルフから生まれたスポーツですが、
それぞれ違う特徴のスポーツとなりました。
それでは、それぞれの特徴を解説します。
グラウンドゴルフの特徴
グラウンドゴルフは、高齢者の健康増進を目的に開発が進められたスポーツです。
そのため、高齢者はもとより、現役世代の方から小さな子どもまで一緒に参加して出来るように、高い技術は必要のないスポーツとして設計されました。
ルールもとても簡単で、一度プレーすると覚えられる手軽なものです。
用具は、専用のクラブとボール、それにティマットとなっています。
パークゴルフの特徴
パークゴルフは、グラウンドゴルフとゴルフとを合わせできたスポーツになります。
現在1000ヶ所以上のパークゴルフコースが全国に設立されています。
用具は、専用のクラブとボール、打撃用のティがあれば行うことができます。
ゴルフ同様に芝生の上で緑を堪能できるスポーツとなっています。
パークゴルフとlグラウンドゴルフの.ルールの違い
グラウンドゴルフのルール
グラウンドゴルフは、プレーする場所や人数などの条件に応じて、どこにでも自由にコース設定ができるのが特徴です。
コースの設置は、回という字の形につくります。
外側に30m・50m・30m・50mの4コース、内側に25m・15m・25m・15mの4コースで全部で8コースになります。
1チームは通常6人で構成し、何人でも参加することが可能です。
プレイは、スタートマットからできるだけ少ない打数で、ホールポストを狙います。
ホールポストの輪の中に入り静止した状態をトマリといい、その状態を狙うのです。
ホールインワンのルールもあり、ホールインワンすれば、総打数から3打マイナスすることができます。
なお、空振りは打数に数えなくていいルールとなっています。
パークゴルフのルール
パークゴルフは、基本ゴルフと同じルールになっています。
コースも任意の場所に設置するグラウンドゴルフとは違い、
通常のゴルフ同様に固定式の専用コースを利用します。
日本パークゴルフ協会の基準によると、1ホールは100メートル以下、
9ホールは500メートル以下、18ホールでは1000メートル以下という距離基準になります。
18ホールでは、歩いておよそ2000歩程度の距離で設定されているのです。
ゴルフのコースのような池越えのようなコースは設計しないように推奨されています。
OBには2種あり、OBゾーンとOBラインとがあります。
また池ポチャもあり、OBや池ポチャの場合、ともに2打罰になります。
空振りは打数に含まれません。
ホールインするまで打つ必要があり、ホール手前でOKということはありません。
気軽に楽しめるスポーツでリフレッシュしよう
このように、どちらのスポーツも家族ぐるみで気軽にできるスポーツだとお分かりいただけたと思います。
パークゴルフは、専用のパークゴルフ場でやらなければいけません氏、「最近は用具も高いものも多いようです
それに比べて、グラウンドゴルフは広いグラウンドがあれば、どこででもできるスポーツです。
また、パークゴルフも普通のゴルフとはまた違い、和気あいあいと楽しめるスポーツです。
自治会の体育大会などでも盛り上がるので、イベント担当の方は検討してみてはいかがでしょうか。
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