パークゴルフの情報・打ち方・ルール一覧

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パークゴルフを知ってる人は意外と少ない!?



パークゴルフの情報・打ち方・ルール一覧

パークゴルフという競技があります。実際にプレーしたことがあるという人はけっこういらっしゃると思いますが、正式なルールがどういうものか知らないという人が意外と多いのです。

それもそのはず。パークゴルフをやる場合、大抵は子供の頃、遊園地のアトラクションの一つでやったり、公園で行ったりと、気軽に楽しむものです。また北海道では盛んですが、それ以外の地域ではあまりプレーする場所がないのも現状です。

スポーツとはいえ、あまり細かなルールなどは気にしない人がほとんどではないでしょうか。しかし、スポーツは細かいルールを覚えると、より楽しくなるという面があります。そこで今回はパークゴルフのルを詳しく説明していきたいと思います。

パークゴルフの情報・打ち方・ルール一覧

鳥取県東伯郡泊村、現在の鳥取県東伯郡湯梨浜町で1982年に考案されたスポーツが、グラウンド・ゴルフです。グラウンド・ゴルフは高齢者向けのスポーツとして全国に広まりましたが、こちらをアレンジする形で誕生したのがパークゴルフです。

1983年、北海道十勝支庁中川郡幕別町の教育委員会教育部長に任命された前原懿が、面白いスポーツを探していたところグラウンド・ゴルフの道具を見せられました。

ところが実際にグラウンド・ゴルフを試してみたところ、あまりよい印象を持たなかったのか前原懿はどんどん手を加えていきました。

グラウンド・ゴルフは運動場や河川敷、公園など広いところならどこでもできるのが魅力ですが、前原懿はゴルフに近づけようとして芝生でプレーするものへと変えていきます。

そして1983年の半ばには幕別運動公園に7ホールのコースが完成し、これがパークゴルフの歴史の始まりとして記録されているのです。1984年には14ホールのコースが造成され、幕別町には同好者がどんどん増えていきました。

この時点ではグラウンド・ゴルフの名前を使っていたのですが、他の市町村でも競技人口が増えていき、1986年には公園で競技するものという意味のパークゴルフに名前が改められたのです。

1989年にははまなす国体のスポーツ百選を受賞し、現代用語の基礎知識に名前が掲載されるなど全国的に名前が広まりました。2000年の富山国体ではデモンストレーション競技として採用され、国体の歴史にも名前を刻んだ勢いのあるスポーツです。

パークゴルフとグラウンドゴルフの違いは?



ゴルフと比較して説明していきたいと思います。

ゴルフは、全18コースをまわり、スコアを競う競技です。プレーの進め方は、ほとんどゴルフと同じであり、ゴルフほど厳密なルールはないため、比較的気軽に行うことができます。

大きな違いは、コースの作りです。1コースは20m〜100mとそこまで広くないため、回りやすい作りとなっております。

またゴルフは、パー数が72打となっているのに対して、パークゴルフは66打と設定されております。1コースが3〜5打の中でパー数が設定されているのですが、3打、4打のコースがメインとなるということです。

使う道具も少し異なります。まずボールです。

大きさは、ゴルフボールよりやや大きいサイズです。ティーショットを打つ時に用いるティーは、地面に刺さるタイプのものでなく、地面に置くことができる、ゴムやシリコン製のものとなっております。クラブも基本的には一本だけであり、ゴルフのようにドライバーやアイアンなどで分かれておりません。


では、実際にパークゴルフを始め方を説明していきます。

まずは数人でグループとなり、コースを回ります。パークゴルフにはグループの人数制限はありませんが、あまり多すぎるとなかなか自分の出番が回ってこずに、時間をロスしてしまうので、3〜4人ぐらいがよいでしょう。

打つ順番の決め方も決まっておりません。じゃんけんで決める方法が一般的です。

最初の人は、ティーの上にボールをセッティングして、ティーショットを打ちます。打ち終わったら、今度は次の人が同様にティーショットを打っていきます。

全員が打ち終わったら、二打目は、カップから一番遠い位置の人から始めます。

要は一番飛ばなかった人から開始していくということです。そして全員がカップに入れ終わったら次のコースへ移ります。次のコースは、前のコースの成績が良い順番で始めるのです。

パークゴルフは3世代で楽しめるスポーツ


パークゴルフの存在は様々なよい効果をもたらしています。

分かりやすいのは適度の運動であり、クラブを振り18ホールを歩いて回るので健康増進が見込めるのです。あまり運動をしていないというお年寄りであっても楽しめるので、寝たきりの予防などにも効果があります。

お年寄りが楽しめるという点とも関わってきますが、祖父母、親、子供の3世代が一緒に回れる点も魅力です。

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スポーツは始める前にある程度のルールを把握しないといけませんし、運動能力によっては一緒に楽しめないことも珍しくはありません。

しかし、ボールをカップに入れるというシンプルなルールは理解がしやすく、お年寄りから子供まで一緒にできるスポーツなので交流にも役立っているのです。

家族間の交流以外に見ず知らずの人との交流も可能なので、コミュニティの形成にも一役買っています。

最近はパークゴルフのコースが学校、病院といった施設に作られることもあり、教育やリハビリの面でも使われているのです。

他に、自治体にとっても大きなメリットが多数あり、まず余っている土地を有効に活用できます。

ゴルフ場は簡単に作れるものではありませんが、パークゴルフのコースならある程度の広さがあれば作れるので、土地の有効利用になるでしょう。

最近は環境問題にも対応しないといけませんが、元からある自然を有効に活用できるので、環境を大きく破壊することもありません。

そして見逃せないのが経済効果であり、多くの人が訪れるなら地元の活性化に期待できます。

学校や病院にコースが作られていると書きましたが、18ホールを回れるような本格的なコースは全国的に見てもそれほど多くはありません。その為、遠方からわざわざ訪れる人も多く、その市町村の魅力のアピールにも繋がるのです。

知名度のアップなど期待できますが、特産品の売り上げの増加などが最も大きいでしょう。このように利用する側にとっても、自治体側にとってもメリットが多くあります。

暑い今年の夏のパークゴルフには熱中傷対策・日焼け止めおすすめグッツ


関東地方では35℃をこす記録的な厚さになっています!
全国的に日中は日焼け止めが必要ですし、熱中症対策も必要です。

プラス2020年〜はコロナ対策でマスクも必要となってきていますので更に暑さは増します!

パークゴルフでも、長いコースだと熱中症対策をしていないと楽しいパークゴルフもとんでもないアクシデントがあったり、気持ち悪くなってせっかくの楽しい時間も台無しです。

パークゴルフのプレー中だけでなくこんな症状が出たら熱中症の症状だと考えてください。

1.痙攣、脚がつる、筋肉痛
血液中の塩分濃度が下がると筋肉の痙攣などの症状を起こすことがあります。

2.全身の倦怠感、頭痛、吐き気など気温は30度だいでも、コース上は40打くらいになっている場合があります。

特に60才以上の方は水分補給してもたくさんお汗をかいたり、水分の吸収に時間がかかったりして軽い脱水症状を興すことがあります。

3.めまい・立ちくらみ
熱中症の典型的な初期症状です。帽子をかぶるのはもちろんですが、首周りもしっかり日光から守るようにしてください。

手持ちがなかったら、水を濡らしたハンカチなどを首に巻くだけでも効果があります。

4.意識障害や体温が40度以上に上がってしまったら迷わず救急車を呼んでください。



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